TKCビジネススクールでは、月に一回ビデオ会議を行ってるのですが、今回は新宿でした。
ご紹介いただいた会議室が広くてキレイで機能的!
居心地すごくいいです。
ランチも部屋に持ってきてくださるし、ドリンクも飲み放題。
なかなかいいじゃあありませんか!
非常に気分よく、ビデオ会議も快調に進んだ午後四時のクラスで、異変は起こりました。
いえね、すごく頑張ってる参加者さんがいらっしゃるんですよ。
市場の状況も決して甘くないエリア、年齢的にも無理のきかないお年頃だと思います。
加えて、ご家庭の事情とか、いろんな環境が不利なパターンでした。
そしてこれまでのご商売の形態からか、既存のお客さんも極めて少ない状況。
諦めていたのは僕の方なのかも知れません。
「この人に成功してもらうのは難しいだろうな。」
なんて無責任な先入観を持ってました。
確かに開講当初は大変苦労なさってました。
施策も進まない。
それどころか、添削や受講すらままならない状態。
諦める要素は、そこかしこにありました。
でも、この人は諦めませんでした。
一歩一歩着実に取り組んでいかれて、仕事の内容を近代的に進め、お客さんに喜んでいただける仕事に変わっていきました。
最初は恐る恐る出していたハガキも、今ではお客様の大きな支持をいただいています。
添削側としては、内容は決して良くないんです。
でも、お客様から紹介が相次ぎ、奇跡的な数字をあげてらっしゃいます。
やがて、半年経った今では取り組みの数も若いメンバー顔負けのペースになってきました。
下世話な話、商売になってます。
そういった成功レポートをいただいたとき、僕は本当にうれしかったです。
うれしくって、うれしくって、他のクラスでも素晴らしい事例として報告していました。
本当に笑顔で、いつものバカ笑いも交えながらの楽しい報告です。
誇らいい事ですもんね。
ところが、夕方ご本人を前に話し始めたとき、
なぜか涙が止まらなかったんです。
その方のご苦労をねぎらう気持ちと、なぜか感謝する気持ち。
どちらも押さえる事が出来ませんでした。
僕自身が生きる道。
それを示してくださった気さえしました。
僕が正義だと信じる道、僕が正しいと思った方法。
それを貫き通せば、周囲に波紋を起こす事も知っています。
すでに、いろんな人と戦ってきました。
傷つけた人も一人や二人ではないはずです。
支えてくれる仲間に恵まれてると感謝が尽きない反面。
ずいぶん敵も多いと思います。
でも、ぜんぶ、この日に繋がってたのかなって。
誰かの幸福のために、お役に立ててるのかなって。
そう思うと涙が止まらなくて、止まらなくて。
ビデオ会議なんですが、資料を映してたので顔が隠れててよかったです。
おしゃれな新宿のデスクで一人、本当にグシャグシャになって泣いてました。
顔は隠れてましたが、ひっくひっく泣いてたし、
喋れないぐらいだったので、ホントみっともない状態だったと思います。
いい大人なのにね。
鬼講師失格ですね。
実は今も涙浮かべながら、このテキストを打ってます。
映画見て泣いた事すらなかったのにね。
いつの間に、こんなに涙もろくなったんでしょうね。
でも、やってきてよかった。
心の底から思えます。
そして、彼らの幸せのためなら、まだまだ戦える。
なんだか、物凄いエネルギーをいただきました。
さらに、ギアをあげていきます。
さらに、エンジン全開でいきます。
誰も諦めさせないし、何も諦めない。
まだまだドンドンいきますよ!